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未だ、ネコのことはよくわからない [ネコの日々]

大抵、ゴンはいいお兄ちゃんだ。

大好きな腎臓食のパウチも、毎回、くーちゃんのそばでじっと座って、くーちゃんが食べ終わるのを待っている。

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「お兄ちゃん、ちょっとまってね。」「僕のぶん残しておいてよねえ・・。」

眠るときもシロが来ればちゃんと一緒に眠るし(シロのところにゴンが来る、というのは不可らしい)

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ゴンちゃんといっしょだとあたたか~い!

抱っこしてほしくても、大ネコではどうしても1匹制限になってしまう膝の上にシロが乗っていると諦め、逆にシロがあとから乗ってくると、「あ~あ」と言う顔をしながら膝からするすると抜けていく。

そんなふうに、誰に頼まれるでもなく、いつも妹ネコたちの面倒を見る、我慢強いネコだった。
飼い主に対しても、「抱っこしてほしいなー」という顔で膝の横でじっと待っていて、「おいで」というと「では」と乗ってくる。
抱っこ~!とすぐさま飛び乗ってくるシロとは大違いだ。

しかし、それが行けなかったのか!?

近頃のゴンは、夜、悪魔になる。
「おお~ん!おお~ん!」
ときには、とてもネコの鳴き声と思えないような抑揚の声で鳴く。
(ちょっと形容が難しい・・)

しかも、息を大きく吸ってお腹の底から出しているような大声で、一度鳴き出すと止まらなくなるらしい。
なだめようがすかそうが効果がない。

こうなると、とても寝てはいられない。
毎晩のような睡眠不足で飼い主の低血圧はすっかり改善(?)され、今や高血圧に。
なんとかやめてもらおうとあの手この手と考えつくものをやってみる。

そいういえば12年前、くーちゃんが我が家にやってきたとき、ストレスでやたら吐くようになったことを思い出した。
もしかしてゴンは、「ボクばかりがもう我慢したくない」と意思表示しているのか?と、12年前の”ゴンちゃんが一番!”運動を再開。

座ればすぐゴンちゃんを抱っこ、「ゴンはおりこうやね~」と頭をなでて、背中をポンポン。
じいちゃん顔に目を細めて「きもちい~」と小声で鳴く。
(このときは小声なのにねえ・・)
思えばゴンが一番の甘えん坊かもしれない。

しかし、これで満足か?というとそうでもないらしい。

ではと、寝る前に遊んでやる。
ほれほれ~とおもちゃを動かすが、嬉々として走り回るくーちゃんを横目に、「そんな子供だまし」という顔で通り過ぎる。
それより抱っこのほうがいいらしい。
だめだ・・。

やはり週に2~3度は、夜中にワオーンワオーン言って回らないと行けないらしい。
多少持て余し気味の近頃のゴンちゃん、すでにネコと共に暮らした時間は人生の3分の2ほどになったが、未だネコのことはよくわからない・・・。
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neko

きぃさん、nice!ありがと~!
なんと前回の更新は昨春だった・・・。
きぃさんを見習って、もう少し更新せねば!
by neko (2021-02-12 21:23) 

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