SSブログ

大した大物たち~!地震の日 [ネコの日々]

3・11から10年になろうとしていた福島でまた大きな地震。
(ちょっと前になりましたが、なかなか書けなくて・・)

揺れが酷くて、体感は前の地震より大きかった。
食器棚の食器は、まるで洗濯機の中にでもいるように、好き勝手にガシャンガシャン暴れまわり、挙げ句に外に飛び出てくるし、ドアが開いた冷蔵庫からは明日の予定のお肉や魚、調味料が落ちてくる。
凶器となりかねない本も好きに飛び出す。

私が設置したもの全部が気に食わないと言わんばかりに、すべてのものを放り出してくれる。
まるで、「こんなのじゃだめっ!やり直しっ!」と言われてるようだ。

で、こちらは揺れが収まると、そろそろと片付けを始める。
余震を想定して、もとの場所にはまだ戻さないが、とにかく割れ物やお酒のような液体だけはなんとかしとかないと、ネコが踏んだら大変!

あ、でも、そのネコたちは・・・?!

シロは・・「なになに?手伝おうか?」と前回同様、至って平気のヘイの字。
「危ないからあっち行ってなさい」
「そお?」
不服そうに一応あちらへ。

前回は別の部屋(当時のマンションは改築中でその部屋はベランダにあった網戸やら植木鉢やらで埋まっていた)に全速力で逃げ出して夕方まで姿を見せなかったゴンは、今回はネコごたつのなかにいた。
よしよし、そこは安全。

くーちゃんは?
あれ?くーちゃんは?!

こういうとき、くーちゃんは呼んでも返事しない。
どこかで固まってるのかな?前はそうだった。
でも、落ちてきたものにあたったり、大量にある本の下敷きになってたりしたら・・・。

探しても見当たらずにいると、旦那が、窓際で固まってるくーちゃんを発見。
これで全員揃って、一安心となった。

さて、あとは片付けるのみ。

まずは、ネコのご飯と水、トイレはいつでも使えるようにしとかないと。
ガラスを踏んでそれをなめたりしたら大変だ、
いつもの寝場所のロッキングチェアに破片は散らばってないか?
ガラスも優先順位たかい。

やはりネコの御用が先行する。
気持ちは通じても言葉は通じないからね。

しかし、シロとゴンは、飼い主の心配するそれらの用事が終わると、「じゃ、僕たち寝るから」と、さっさとロッキングチェアで仲良く寝てしまった。

くーちゃんはこういうとき仲間に入れないので夜中少し鳴いてウロウロしていたが、翌朝、お気に入りの食事にしてやると、それまでも固まった体がすっかりほぐれて、もとに戻った。

飼い主は、あれしなきゃ、こっちも片付けなきゃと、まだやることたくさんあって、気持ちも落ち着かなくて、うろうろしているのに、うちのネコどもは早くもみな、元の日常に戻ったのでした。

まあ、そのほうがいいっちゃいいんだけどね・・・。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。