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猫の寿命 [ネコと飼い主の健康]

先日、ネットの記事で長寿猫についての記事を読んだ。
なんでも、18歳の壁というのがあって、長寿を目指すにゃんこたちでも、なかなかそれをこえられないということ。

じゃあ、うちのゴン(享年19歳)とシロ(享年20歳)は、御長寿猫だったんだなあ。
でもくーちゃんは18歳どころか14歳だったな。

それで1つ思い当たったことがあった。

ゴンとシロは、くーちゃんより一周り体格が大きかった。
大きさだけでなく、体つきそのものががっしりしていた。
それに比べて、くーちゃんは獣医さんに「メタボですね」と言われた子猫の時代でも、どこか細っとした頼りなげなところがあった。

それがはっきりわかったのが、焼き場で煙突から出る煙を眺めて、ああ、これで空に行っちゃうんだなあとぼんやり考えていた長いような短いような時間の後、お骨になってくーちゃんが再び私達の前に姿をあらわしたときだった。

ゴンとシロは、ここが頭、ここが歯、ここが足、ここが胸と、ちゃんとお骨を拾えたのに、くーちゃんのお骨ときたら・・・。
お骨になったくーちゃんの姿は、原型をとどめていなかった。
焼き場の方も驚いたほど、お骨自体がもろかった。

こんな骨でよく14年間も生きてこられたものだと思った。
生前にこんなか細い骨だとしっていたら、くーちゃんが走り回ったり、飛び降りたりするたび、骨折しないか、さぞかしヒヤヒヤしてただろうと思った。

幸いそんなことは起きなかったけれど。

ゴンとシロは、捨てられてすぐ、動物病院に拾われて育てられた。
くーちゃんは、うちに来始めた直前に捨てられてたとしても、少なくとも数ヶ月、野良さんとして自分で食べ物を探し、寒くなる時期も外で暮らした。

もっとも、すてられた黒猫たちの中でも一番小さかったから、生まれつきの体格もあったろうけど、小さい頃の栄養状態が、その後に影響したんじゃないかなと思う。

14年だったけど、一生懸命生きてくれたんだね、くーちゃんは。

ゴン、シロ、あんたたちは、表彰ものの長生き猫だったんだね、偉かったね!

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おひさま気持ちいいいな~

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ここ(冷蔵庫の上)はあたしだけの、誰にも邪魔されない場所

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お布団しまいたいんだけど・・・まあいっか・・
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猫コロナと鳥インフルによるネコの大量死(追加あり) [ネコと飼い主の健康]

キプロスで最大30万匹を超える猫の「異常な大量死」が発生!という記事が見つかりました。

猫コロナウイルスによるキプロスでのネコの大量死と、鳥インフルエンザによるポーランドでのネコの死亡についての記事です。

特にキプロスの方は、以前は数件だったものが2023年から爆発的に増え、今年は数千~30万匹が死んだ、その原因として、人間の新型コロナウイルスが猫コロナウイルスを致死性のウイルスに進化させた可能性があるとあります。

数千~30万匹ってちょっと恐ろしい数字・・。
この致死性の猫コロナウイルスや変異した鳥インフルウイルスのように、本来の宿主種から種をまたいでしまったウイルスは強毒化しやすいと、記事には書かれていますが、まさにそれを実感させます。
特に、致死性の猫コロナウイルスの場合、猫の間に元々あったウイルスなので、広がると勢いが怖い感じがします。

イギリスの獣医師協会では、キプロスから連れてきた猫には厳重な検査をするよう求めているようですが、今はまだ、キプロスに限られていても、もし新型コロナに感染した人間が関わるという説が正しいとすると、それはどこででも起こり得ますし、キプロスは観光地なので人の出入りやそれに伴うウイルスの出入りで広がる可能性もあるのかもと思います。

ちょうど、新型コロナウイルスが人間の間であっという間に広がり、パンデミックを起こしたように、猫の世界で同じようなことが起こる可能性があるかもということですよね。

同記事の鳥インフルの場合、感染した29匹の猫のうち25匹=85%(11匹は死亡、14匹は助かる見込みなく安楽死)という高い死亡率が報告されています。
調べた数が少ないので、そのまま猫全体に当てはまるかは疑問ですが、毒性が強いことは確かなようです。

ウイルスがとんでもなく早いスピードで変異するということは、今回コロナで振り回された(ている)私達も否応なく認識済みですが、ウィルスのこのような変異って、人間に関わる可能性も含めて注視していく必要がありそうですね。

<追補>
ヤフーニュースに、「猫コロナが猛威振るうキプロス、ヒト用COVID-19治療薬の使用開始」と言う記事がでました。
人間用の新型コロナ治療薬を投与し始めたんですね。
この記事の最後に
「レバノン、トルコ、イスラエルなど野良猫が多い国ではすでに、獣医師たちがFIPの症例増加を報告している。」とあり、キプロス島を囲む地中海に面した国々でも、致死性の猫コロナが広がりつつあるというのが気になります。
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イギリスのペットフードリコール(少し追加あり) [ネコと飼い主の健康]

ネットニュースを見ていて、
330匹の猫が不審死...原因はペットフードか 重症猫は犬から輸血も 英
という記事が見つかりました。

まだ特定のペットフードが原因と確定したわけではないのですが、どのペットフードか知りたくて、UK、catfood , toxic などの言葉で検索すると結構出てきます。
その中の、Consunerから抜粋しました。


状況はすでに上の記事にあるので、リコール製品のみ記してます。
(詳細が英国食品基準局にありましたので、リンクしています)
イギリスではそれらのドライフードはリコールされていますが、飼い主の健康に危険を及ぼすような証拠はないということです。

●Sainsbury’sのキャットフード
  Sainsbury’s Hypoallergenic Recipe complete dry cat food with salmon 1+years 800g
  Sainsbury’s Hypoallergenic Recipe complete dry cat food with chicken 1+years 800g

●Pets at Homeのキャットフード
Ava Kitten Chicken 300g and 2kg
Ava Adult Chicken 300g, 2kg and 4kg
Ava Adult Fish 2kg
Ava Mature Chicken 7+ 2kg and 4kg
Ava Senior Chicken 12+ 2kg
Ava Sensitive Skin & Stomach 1.5kg
Ava Weight Management 1.5kg
Ava Hairball 1.5kg
Ava Oral Care 1.5kg
Ava British Shorthair 1.5kg
Ava Persian 1.5kg
Ava Maine Coon 1.5kg

●Applaws のキャットフード
Applaws Cat Dry Chicken 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Cat Dry Senior Chicken 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Cat Dry Chicken & Salmon 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Kitten Dry Chicken 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Cat Dry Chicken & Lamb 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Cat Dry Chicken & Duck 400g, 2kg and 7.5kg
Applaws Cat Dry Ocean Fish 350g, 1.8kg and 6kg

詳細は、英国食品基準庁のこちらのページを御覧ください。
バッチコードや賞味期限などの情報ものってます。

Applaws は、日本でも輸入されているみたいです。
他のは、調べた限りでは出てこなかったんですが。

もし飼い猫はこれらのキャットフードを食べて調子が悪くなったら、すぐに獣医さんに連絡してください、食べても別段大丈夫そうに見えても、キャットフードは替えてくださいということです。


リコールはイギリスでは6月の時点でもうすでに行われていたんですね。

で、8月26日時点で、いまだキャットフードとの関連性はまだ見つかっておらず、引き続き調査は続けるそうです。
また、製造会社のFold Hill Foodsは製造を始める予定です。
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ネコの飼い主と肺がん その2 [ネコと飼い主の健康]

3つ前の記事でご紹介した、ネコの飼い主と肺がんについての論文については、まだ、それについてフォローするような記事は見つからず、手に入るのは依然、論文のアブストラクトだけです。

そのときにご紹介した論文では、
調査の対象となったのは、1万3724人の成人。うち、43%がペットを飼っている(20.4%がネコ、4.6%が鳥)。 調査期間は1988年~1994年。生存確認は2010年12月31日まででした。

それと対比するために、発表は少し前になりますが、調査時期はそれより新しい、2016年6月に米国がん学会(American Association for Cancer Research )に発表された「Pet Ownership and Cnacer Risk in the Women's Health Initiative(女性の健康イニシアチブにおけるペットの飼い主とがんのリスク)」という論文を見てみました。
(タイトルからもわかるように、こちらは女性だけが対象です。)

調査の対象となったのは、12万3560人(うち犬の飼い主20981人、ネコが19288人、鳥が1338人、ペットを飼ってない人が81953人)の閉経後の女性(大部分が非ヒスパニック系の白人で高学歴)のみ。調査期間は1993年~1998年。追跡調査が平均11年プラスマイナス5年。

対象人数も一桁多いですし、調査期間もより最近なので、前の論文より信頼性は高いのではと思います。(あくまで素人考えですが・・)

この論文では、ペットを飼っていた期間や犬の場合は散歩の長さ、がんを誘発しそうな環境、アレルギー、免疫状態、猫砂のホコリへの曝露は調査に入れていないので、かなり長期間の調査ではあるが、他の種類や大きさの違う集団でのさらなる調査が期待されると言っていますが、結論としては、ペットの飼い主とがんの関係性はなかったとしています。

この調査では、ペットの飼い主とがんの有意な関係性は見られなかった、と前置きした上で、ディスカッションで、これまで発表されている他の調査があげられていますので、ご参考までに

ペットの飼い主は家にいる時間が長く、それだけタバコを余計にすったり、BMIが高くなる可能性がある。
家の中(家具やベッド、カーペット)にあるフケのアレルゲンを肺に吸い込み、炎症を起こす可能性がある。
飼い主の家に喫煙者がいる場合、ペットの毛についたタバコを、飼い主が吸い込む可能性がある。

という論文が紹介されていました。
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クロが足を引きずる [ネコと飼い主の健康]

最近、クロがこっちにやてくるのを見て、ん?と思った。

なんか、びっこ引いてる?
ほんの微かにだけど、足を引きずって歩いているように見えた。
気のせいか?

それから、クロが歩くたび観察していたが、引きずっているようにも見えて、そうでないようにも見える。
う~ん・・・。

爪が伸びてるせいかと思って、爪切りもしたが、足の状態は依然変わらない。
でも、その時足を扱ったけど、いつも以上には(爪を切られるのはいや~!)嫌がりはしなかった。

しばらくすると、びっこがわかるようになった。
うん、やっぱりそうだ。

でも痛そうではない。
いつものようにトイレダッシュはするし、シロ姉ちゃんやゴン兄ちゃんにちょっかい出しては走って逃げるし。

クロはほんとうに病院行きが怖いらしくて、行き帰りは意気消沈、病院では震えてしまうので、滅多なことでは連れて行かないことに決めていた。
でも、やっぱりこれはいかないとだめかしらん・・と、飼い主はクロより一足先に意気消沈・・。

だが結論!
行かなくてよくなった!!

nekoじいさんがネットで調べて、加齢による変形性関節症じゃないかとサプリメントを購入してくれて、それを(何かあったらいけないと、処方の半分量にした)飲ませたその日から、すぐに症状は改善、3日後には普通に戻った!
なんかすごい効いたんですけど・・・。
痛くないなら、なにか内科的な病気だろうかと、落ち込んでいたのに。
nekoじいさんが神様に見えた。
(抱きつきたいほど嬉しかったけど、年を考えてそれはやめといた・・もっとも相手が拒むということもあるし・・。)

それにしても、あんないまだに自他ともにチビと認める、子猫のようにしっぽを立ててピピピッと震わせてくるクロが加齢・・(もっとももう11歳だけど)と、感慨深いものがあった。
いつのまにか、そんなに時間が経っていたんだね。
これからも元気でいてね。

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「ネコの御用、ありませんか?」と、流しを覗くくーちゃん。
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ネコの飼い主と肺がん [ネコと飼い主の健康]

ネットニュースに、「米で死亡リスク2倍の報告 猫を飼うと肺がんになりやすい?」という記事がでていました。

この記事では、「ネコの糞などから舞い上がるホコリを吸い込まないほうがいい」と結論付けられてますが、もしかして、ネコ砂も関係しているのでは?と疑っても見るのですが。

以前、「ネコ砂のはなし1」や、「ネコ砂のはなし2」を書くために調べたときには、喘息持ちの飼い主への影響やベントナイト(鉱物系ネコ砂にも含まれるが、この記事のは、ベントナイトを扱う職業の人間のこと)の人間に及ぼす影響はありましたが、ネコと飼い主の肺がんの関係についてはっきりしたことは見つかりませんでした。

でもネコのトイレを掃除するときには、ブツだけでなく、結構、ホコリも舞い上がりますもんね。
室内飼いの猫であれば、ブツが汚染されている場合よりも、どちらかと言うとネコ砂のほうが因果関係がありそうな気もしますし、じん肺で肺がんになるというのは事実ですし。
それを毎回吸っている飼い主は、ネコより長生きする分、長年に渡って貯まるものも多いということになりそうです。

ただ、もしネコ砂が原因だったとすると、肺がんだけでなく、間質性肺炎なども増えるかなあ?そのへんどうなんだろうと思います。
あと、ダニなんかが原因と考えられることもありますよね。

いずれにしろ、これから先の調査が大いに待たれるところです。

追補1:元の論文はこれではないかと思います。
「Pet ownership and the risk of dying from lung cancer, findings from an 18 year follow-up of a US national cohort.」(ペット飼い主と肺がんによる死亡リスクについて、合衆国での18年の追跡調査の結果」
論文によると、「ペット、特に猫や鳥を飼うことで、女性の肺がん死亡率が高くなる。(タバコやアトピー、飲酒、運動、BMI、血清コチニンについては調整済み)男性ではその関連性が見られない。」
そうです。
女性のみというのが気になるところですが、もしかすると、ネコのトイレ掃除するのは女性が多いとか,、もともと女性の肺がんが少ないのでその分目立つということもあるでしょうか。

あるいは、本文にはもう少し情報があるのかもしれないのですが(例えば、肺がんになる原因はなにか、間質性肺炎のような他の病気も調べているかとか、どうして女性だけ多くなるのかとか)、会員でないと読めないようなので、もう少し時間が経てば、なにかでてくるかも?

ペットと肺がんについては、別のそれより2~3年古い記事も見つかりましたが、その頃は、「関係ない」と書かれているようです。

追補2:ほとんど同じ筆者で今春出た論文に、「Association between pet ownership and the risk of dying from colorectal cancer: an 18-year follow-up of a national cohort」「ペット飼い主と大腸んによる死亡リスクについて、合衆国での18年の追跡調査の結果」というのも見つかりました。

これも本文は読めませんが、アブストラクトの書き方は、ほとんど上の論文と同じで、ただ、肺がんでなく、大腸がんとの関連で、女性のみでなくネコの飼い主全般にリスクが高いとなっているようです。
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ドッグフードの過剰ビタミンD [ネコと飼い主の健康]

フードの中に過剰にビタミンDが入っているため、腎不全や死に至る可能性があるとして、アメリカのFDAで以下のドッグフードのリコールがでてます。
今のところ、ドッグフードについてだけなのですが、まだ広がる可能性がある問題だと言っているので、ここにも一応書いておこうと思います。

リコール製品と同じ製品は、日本でも販売されているものがあるみたいです。
(ただ、日本国内の製品が同じ成分なのかはわかりませんが!)

●Nutrisca
フード名:Chicken and Chickpea Dry Dog Food

●Natural Life Pet Products
フード名:Chicken & Potato Dry Dog Food

●Sunshine Mills, Inc.
フード名:Evolve Chicken & Rice Puppy Dry Dog Food
フード名:Sportsman’s Pride Large Breed Puppy Dry Dog Food
フード名:Triumph Chicken & Rice Recipe Dry Dog Food
フード名:Abound Chicken & Brown Rice Recipe dog food
●ANF, Inc.
フード名:ANF Lamb and Rice Dry Dog Food

●Lidl (Orlando製)
フード名:Orlando Grain-Free Chicken & Chickpea Superfood Recipe Dog Food

●Kroger
フード名:Abound Chicken and Brown Rice Recipe Dog Food

●ELM Pet Foods, Inc.
フード名:ELM Chicken and Chickpea Recipe
フード名:ELM K9 Naturals Chicken Recipe

●Ahold Delhaize
フード名:Nature’s Promise Chicken & Brown Rice Dog Food
フード名:Nature’s Place Real Country Chicken and Brown Rice Dog Food

詳しくは、FDAのこのページの中程にある”What Brands Have Been Recalled?”にロットナンバーや賞味期限が書いてありますので、ご参照ください。

広がらないといいですが。
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FDAのリコール~バイオキング [ネコと飼い主の健康]

アメリカのFDAのリコールです。

FDAは、”King Bio Inc.”(住所: Asheville, N.C.)と、”Dr. King’s”から出ている人間用、動物用のホメオパシック製品について、製造過程でハイレベルの微生物汚染が見つかり人間や動物に害を及ぼす可能性があるため、使用をやめるようにと, 勧告しています。

リコールされたペット用製品は、成分に”水”を含む製品すべてです。
(リコール一覧はこちら。動物用は下の方、緑の字で”Animal Products”とあるところから始まります。)
そのなかには、日本に輸入されているものもあるので、ネットで”King Bio"で検索してみてください。

これらの製品をつかうことで、治療を必要とする重い感染症~免疫不全の患者では命に関わる~になる可能性が大きくなるそうです。
これらの製品を買った飼い主は、製品を使ったあとに感染症の心配がある場合やサインがあらわれた場合、医師に連絡をとるようにと言っています。

King Bio製品のリコールは、2018年7月にはじまり、8月22日にリコールをひろげ、翌日FDAがさらにリコールを成分に”水”が入っているすべての製品に広げるよう勧告し、会社もリコールをひろげました。リコール製品は人間用、動物用の薬品です。

ちなみにFDAはホメオパシック製品と銘打つものについて、その効果や安全性を評価しておらず、そのような認可していない薬品は、きちんと製造されていない場合汚染を招いたり、適切なテストや患者への開示を行ってない活性化された成分が含まれていることもあり、重症や回復不能な危害を及ぼす可能性もあると言っています。

気になったのは、”キングバイオ”と日本語で検索すると、ミドリムシのサプリが出てきたんですが、それが、今回挙げられた”King Bio”と同じ会社なのか、もし同じなら、USAの同じ住所で作られたものなのかが問題だと思うのですが、多分、ミドリムシダイエットって日本独特な気もするので、まずはペット製品のみで。
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ネコ砂のはなし その4 シリカとシリカゲル [ネコと飼い主の健康]

久しぶりに、ネコ砂を検索してみました。
前に書いたとき、シリカゲルについては調べてなかったですし。

一番にでてきた「Love to Know」(生活一般のサイトのようです)と、「Pet Planet」(ペット用品のお店のようです)、「Cat litter~ wrong choice could kill your cat」や、wikiの「Litter box」を参考にしました。(例によってアマチュアの訳ですが、お許しを!)

今回ちょっとびっくりだったのは、ベントナイトの固まるネコ砂の固まる成分として、結晶性シリカが含まれていると知ったことです。
ただ、これは、シリカゲルのネコ砂のシリカゲル(=非結晶性シリカ)とは別物です。
そのへんが、サイトによっては混同されているようで、私も結構読んでいて、???となることがありました。

<鉱物系の固まるネコ砂に含まれている結晶性シリカ>
鉱物系のネコ砂そのものについては、前に書いたのと大体同じことが書かれていました。
1つ目新しかったのが、固まる砂に結晶性シリカが含まれているということ。

鉱物系のネコ砂のマイナス点(前記事のとだいたい同じです)
 ●下痢、吐く、腎臓の問題、呼吸器の問題、無気力などをもたらす可能性がある。
 ●固まると大きくなる(約15倍)が、同時に、細かいホコリ状にもなる。ネコが掃除のために体を舐めたり、砂を掻くと、そのホコリ状の砂を飲み込む恐れがある。あるいは、子猫が興味津々で砂を食べることもある。その砂が膨らみ、塊になり、体の内部にへばりつくと、脱水症状をおこしたり、栄養の吸収を妨げたり、最悪の場合、死んだりする。
 ●鉱物系砂の問題は、飼い主が考えている以上に、呼吸器系や自己免疫疾患など、広がっている。
 ●固まった砂が膨らむと、下水管が詰まってトイレが流れなくなる。
 ●塊が下水管をつまらせるなら、ホコリ状の砂を飲み込んだネコの肺や腸に何が起こるか?

ただ、製造業者のサイト「Petfinder.com」では、コーネル大学のネコ健康センター長の話として(これですかね?)
 ●固まるネコ砂が、ネコの健康に危害を及ぼすことはない。
として、
 ●危ないという話は証明されておらず、逸話である。
と書かれています。 

また「Love to know」サイトでは、その他の心配事として
 ●砂を食べた犬の場合も、ネコ同様。
 ●固まる砂には結晶性シリカがふくまれているので、飼い主とペットの呼吸器に問題を起こす。(結晶性シリカについては下に別記あります)
 ●生分解しないので、環境には優しくない。
 ●砂の露天採掘が、環境に優しくない。

結晶性シリカ~鉱物系ネコ砂を固めるために含まれる~のマイナス点
wikiの「シリカ」によると、「シリカは石英などの結晶性シリカと、シリカゲル・未焼成の珪藻土や生物中に存在する非結晶性シリカの2つに大別される。」とあり、シリカゲルのネコ砂とは違います。

 ●結晶性シリカは生分解しないし、ガンの原因になると言われている。
 ●長い時間をかけて結晶性シリカがネコの肺に蓄積すると、珪肺症になる可能性がある。呼吸がはやくなり、肺活量が小さくなる。
 ●飼い主も珪肺症にかかりやすい。

<シリカゲルのネコ砂>
これについては、シリカとシリカゲルを混同していると見られるネコ砂サイト(たとえば、シリカは珪肺症、ガンを引き起こすが、それをシリカゲルのネコ砂にも書かれていたり)が割とあるように見受けられたので、はっきりとしたことだけにとどめています。

 ●呼吸器の炎症を起こし、腸管の炎症を起こす可能性もある。シリカゲルの粒から出るホコリが、皮膚や目の炎症を起こす可能性があるので、注意が必要。

もちろん、知識不足を大いに否めない私の勘違いかもしれず、ほんとうに珪肺症やガンを誘発するものなのかもしれないということもありえますので、あしからず・‥。
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続・ゴンの歯槽膿漏 [ネコと飼い主の健康]

5月(もう、6月も終わりかけてるというのに!)、ゴンの口から、よだれがたら~ん。
既に経験済みなので、今回はすぐわかりました。

歯槽膿漏で、再び、ゴンは病院へ。
そして、また抜歯する羽目に。

前の晩から絶食、当日朝から断水で、病院に預け、夕方、手術を終え無事に戻ってきました。

よたって歩くゴンは否定するだろうけど、今回は、いいことが2つ。

麻酔をかけるためにチェックしたクレアチニン、前回すこおし高かったのが、正常値内に戻ってました~!
前回は興奮して高くなったのかも、と先生。
(たしかに、前の日、グラグラの歯を抜こうとされて、ぎゃあぎゃあ言ってたもんな)
あと、あれからは腎臓食に切り替えたのもよかったのかも。
どちらにしろ、腎臓食は続けよう。

ゴンはなにせ、うちの猫どもの総取締役。
いつまでも元気でいてくれないと困りますんで、まずはよかった、よかった。

そして、もう一つ、よかったこと。
この病院は、ゴンとシロとほかの兄弟たちが、箱に入れられて捨てられてたところ。
病院の先生の奥さんが、拾ってミルクを飲ませ、ゴン兄弟たちは里親が見つかるまで育てられました。
なので、いわば実家。

今回、奥さんが病院にいらっしゃたので、声をかけてみると、少し経って「あ~!あのときの!」と思い出されました。

十何年前、600グラムばかり、今はその十倍(は、とうに越えてる!)になったゴンと、懐かしのご対面。
それどころでないゴンとは対象的に、うるうるの奥さん。
ゴンは、入院中ずっと、奥さんはじめ、病院の皆々さんに怒りちらしたそう。(すみません!)

夕方ゴンを引き取るときに、ゴンがシロとぴったりくっついて寝ている写真をお見せすると、またまたうるうる・‥。
かわいがってもらってたんだなあ。
いいところに拾われて、感謝せんとよ、あんたたち!

お土産にキャットフードの小袋をたっくさ~ん頂いてしまい、恐縮しながらも、ほんとに、実家から帰ってきたときみたいでした。

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猫と煙草(追加あり) [ネコと飼い主の健康]

時々チェックしている(でも最近さぼり気味・・・)アメリカのFDAの記事に、こんなのがありました。
「煙草はやめて、ペットに長生きで健康な生活を(Be Smoke-free and Help Your Pets Live Longer, Healthier Lives)」

最近は、”セカンドハンドスモーク”(日本語では、喫煙者のそばで煙を吸ってしまう間接煙)の健康被害から、さらに、皮膚や衣服、家具、カーペット、ペットの場合はその毛や羽のような、喫煙者のいる(あるいは、いた)環境に残っている煙の残骸を取り込んでしまう”サードハンドスモーク”の健康被害というのもあるんですね。

犬や鳥、魚の場合も、載ってますが、とりあえず、猫の部分を訳してみます。
(例によって拙訳ですが、お許しを!)



<猫に煙はどう影響するか?>

猫は、体を清潔に保つために、よく毛づくろいをする。が、毛づくろいは、喫煙者の家に住む猫にとっては有害になりうる。猫も犬と同様に、間接喫煙する。しかし、毛づくろいをするとき、毛に落ちてきた煙の微粒子も飲み込むことになる。29の研究で、喫煙者の家の猫は、進行性の口内癌である 口腔扁平上皮癌になる危険性が2~4倍になることを示している。

この癌は舌の付け根の下側に見つかることが多く、この場所は、被毛に残っていた煙の微粒子が毛づくろいによってたまりやすい場所だ。 口腔扁平上皮癌になった猫のうち、化学療法や手術、放射線治療を受けた場合を含めても、診断後1年間の生存率は10%以下だった。

1日ひと箱以上のタバコを吸う人間と住んでいる猫は、リンパ腫になる危険性が3倍になる。この癌は、人間の非ホジキンリンパ腫(ウィキによると、「ホジキンリンパ腫(ホジキン病)以外の全ての多様な悪性リンパ腫を含む一群」)と同様、体の免疫システムの癌である。リンパ腫になった猫の典型的な生存期間は、化学療法や手術を受けた場合を含めても、6か月である。



猫の場合、毛づくろいしますから、ちょっと深刻なかんじです。
ワンちゃんなんかも、猫の毛づくろいほどはなくても、やっぱりなめたりしますもんね。


以下追加・・同ページより、サードハンドスモーク以外のニコチン中毒について、もうちょっと追加しときます。 

<ニコチン中毒とペット>

ニコチン中毒は、それを吸うだけでなく、食べた場合もまた、ペットにとって重大な問題となる。どうやってニコチンを食べるか?煙草や吸殻を食べたり、電子煙草のニコチン補充液を飲んだり、ニコチン補充容器をかんだり、電子煙草をかんだり(電子煙草については詳細を後述)と、様々な場合が考えられる。

ニコチンは少量であっても中毒を起こしえる。犬や猫の場合の致死量は、20~100mgと報告されている。犬や猫がどれくらいの煙草を食べると、20~100mgになるのだろうか?

普通の1本の煙草には、9~30mgのニコチンが含まれ、葉巻1本には、15~40mgのニコチンが含まれている。犬や猫が病気になるには、さほど多くの煙草や葉巻を食べる必要はなさそうだ。家に置いている灰皿の吸い殻や外に投げた吸い殻は、害がなさそうにみえるが、5~7mgのニコチンを含んでいて危険を及ぼす。

犬や猫だけでなく、室内を自由に飛ぶペットの鳥も、灰皿にある煙草の吸殻を食べる可能性がある。
ペットがニコチン中毒になった場合、次のような症状が現れる。

吐く
落ち着きがない
よだれを垂らす
疲労感
頻脈
震え
衰弱
けいれん


もし飼っているペットが1本以上の吸い殻や噛みたばこ、ニコチン補充カプセルや補充液(←日本語これであってるでしょうか?)を食べた場合、ことは急を要する!すぐに動物病院へ。

ニコチン中毒には解毒剤はない。獣医は、補助的な治療として、ニコチンが体外に排出されるまで点滴やけいれんを抑える薬を与え、生きていられるように手助けをする。

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ゴンの歯槽膿漏と腎臓機能 [ネコと飼い主の健康]

「この頃ゴン、よだれ垂らしてるみたい」
先月下旬のことだった。
ゴンの口の周りが汚れてて、拭いてやってて気がついた。

人間がよだれ垂らすというと吐き気がする時だから、気持ち悪いのかなあ?
もしかして口内炎か?

吐き気だったら毛玉がたまってるのかも。
(でもこの頃の飼い主のブームはネコのブラッシングで、週一たっぷりやってるんだけど・・)
と、猫草のたねを撒いてみる。

でも口内炎だったらお薬もらわないと痛いよなあ・・・。
病院行くのやだなあ。
でも行かないとなあ。

ということで、意を決して、久々に動物病院に行きました。
ゴンとシロの実家の病院へ。

診断は、歯垢がたまって歯肉炎、歯が2本とれかけ。
1本はもうグラグラなので、その場でとっていただいた。
(ゴンが麻酔もなしに、うんともすんとも言わなかったところを見ると、ほんとにグラグラだったのだろう)

しかし、2本目(下)は2つある根っこの1つはまだ付いていて、抜こうとしたけど、ものすごい抵抗。
それはそれはすごく(当たり前といえば当たり前)、ぎゃあぎゃあ喚くわ、ふーふー怒るわ、暴れるわ、あんなゴンを見たのは初めてで、みているこちらも相当なショックで、家に戻ってきた。

帰り道、キャリーの隅っこでじっと固まっているゴンに、「もういいよね、今まで我慢出来たんだから、もうこのままでいいよね」と話しかけると、ゴンもそう思っているようにみえた。

けど、そのままでいいはずはなく・・・。


もう病院行くのヤダ!とゴネると、旦那は先生と相談して、結局、今月12月2日に抜歯と歯石取りをやってもらうことになった。
猫の場合、歯石取りは全身麻酔なので、少なくとも処置中は痛みは感じない。

頭ではやってもらわないと行けないのはわかってるけどさ。
でも、あのゴンを見たら、あんなに嫌な思いをまたさせるなんて。
2日が近づくに連れ、飼い主の気分は暗く、暗く・・。

当日は旦那と朝、ゴンを病院へ連れて行き、夕方迎えにいった。
2本抜歯、ほかにも将来抜けそうなのが数本、すでに抜けてしまってたのもあり、かなり、ひどかったらしい。
これまで、シロは2本、クロは1本、すでにキバが抜けてて、ゴンだけはキバが全部そろってるので、「あんたは歯の手入れがいいね~」と言ってたのに、なんと、ゴンが一番悪かったのか。


さらに、処置前に血液検査をした結果、クレアチニンがわずかに範囲を超えていて、腎臓機能が4分の1だとわかった。
ゴン子が腎不全になったのが12歳だったので、11歳のゴンももう、腎機能が万全ってことはないだろうなとは、思っていたのだけど。

ゴン子の時と違って今は薬もあるそうだが、幸いまだ軽いので、食事療法だけでやってみましょうということになって、低たんぱくのキャットフードになった。

食べるかなあ?まずいんだろうなあ・・と懸念してたんだけど、はじめての療養食はその日は全身麻酔をかけるため朝から絶食だった事もあって、がっつく、がっつく!
まだ麻酔で足がふらついているのに、寝そべりながら必死で食べていた。

それから、何故か分からないが、ゴンは今まで食べていたキャットフードより、療養食の方を好んで食べている。
猫部屋とはべつに、暖房のはいったリビング(普段猫どもはここにたむろしている)にも一皿、おいているのが気軽に食べれて気に入ったのかもしれない。
3匹いると、1匹だけ違うのをやるのは難しいんじゃという飼い主の懸念は、今のところ無駄に終わっている。

そうそう、それと、三匹とも歯垢予防のために、マキシガードという口につける液体を毎朝やることにした。
クロはなぜか、指先に付けて鼻先に持って行くと、自分から舐めるというヒドく手間いらず。
シロは、ちょっと嫌がるけど、そんなに拒みはしない。
ゴンは、嫌だ来ないで~と嫌がる、でも最終的にはつけさせてもらうけど。
寝てる時が一番やりやすいが、どっちにしろ一瞬でやり遂げるというのが、コツのようだ。

182s.jpg ボクたち、とんだ目にあってます!
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ネコのトラウマ [ネコと飼い主の健康]

先日、北海道で大きな地震があった時、台風の番組の途中で、緊急地震速報の♪ピラリンピラリン♪がなった。

それまでネコぶとんで寝ていたゴンとシロが、その音を聞いて、さっと顔を上げて耳を立てる。
そして、ささっと、寝床から出て避難していったのにはびっくりした。
(私の側にいたクロは、お兄ちゃんとおねえちゃんの様子を見てどうしよう?という風だったので、「大丈夫よ」と頭を撫でたら落ち着いた)

2011年の地震の時は、本震の後も何度もあの音がなって結構大きな余震が続いたので、うちのネコどもも身にしみていたのだろうか。

あの時、ゴンは夕方遅くまでどこに行ったか行方知らず。
探しても声をかけても出てこなくて、どこかにじっと隠れていたのだろう。
漸く落ち着いたころに出てきた。
シロなんかは、割と平気そうな顔で、私と一緒にトイレ(一番安全ときいていたので)にいたのに。
ロッキングチェアで寝ていたクロは、横の窓のレールのところに固まっていた。

今回は、福島は全く揺れなかったのだが、地震からもう3年経ったのに、まだあの音を覚えているなんて、ネコにとって、あの時の恐怖がいかほどだったかがわかる。


そういえば、クロがまだ我が家へやって来て1年ほどの頃、スーパーのビニール袋の手提げのところに首を突っ込んでしまって、パニックになって走り回ったことがあった。
逃げても逃げてもガシャガシャいってついてくるビニール袋はとてもこわかったと思う。

でも勢いで網戸まで倒して、外に出てしまったのには、こっちが慌てた。
幸いお隣の車庫に隠れたので、フーフー怒っているクロを抱き寄せると、おしっこしていて、かわいそうでその場で暫く膝の上でじっと抱いて、落ち着くのを待った。

それ以来、クロは、普通ネコなら好きそうなガシャガシャ音をきくと逃げる。
あれもトラウマだろうな。

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こう見えて、ボクたちって、結構デリケート?
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サイエンス・ダイエットのリコール(アメリカで) [ネコと飼い主の健康]

アメリカのFDAが、ヒルズのサイエンス・ダイエットで、
ScienceDiet[レジスタードトレードマーク] Adult Small & Toy Breed[トレードマーク]”(成犬の小型及び愛玩犬用)のドライのドッグフードのうち、2014年4月24日~5月13日にカリフォルニア、ハワイ、ネバダで 販売されたものが、サルモネラに汚染されている疑いがあるとしてリコールを発表しています。

調べてみましたら、日本ではサイエンス・ダイエットのこの種類のドッグフードは売られてないようですが、日本でもサイエンス・ダイエットを使っておられる飼い主さんも多いかと思い・・今回、ネコじゃなくて犬ですが・・一応お知らせまで。

前に、サルモネラ汚染による飼い主の健康被害を防ぐためのFDAのビデオを紹介しましたので、ご参考までに「ペットフードとペット用おやつの衛生的な取り扱い方」へリンクも貼っておきます。(といっても、ほんの2つ下の記事ですが・・)

(もしかして、日本では「アダルト小型犬用成犬用」として売られているものが同じなのかもしれません。ただ、今回のリコールそのものは、アメリカのことですが。)

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ペットフードとペット用おやつの衛生的な取り扱い方 [ネコと飼い主の健康]

FDA(アメリカ食品医薬品局)にこんなビデオがあります。

そんなに初耳なことは言ってなくて、割りと常識的なことですし、英語のキャプションもついてますが、一応、関係有りそうなところを、訳してみました。(いつものように拙訳、すみません!)

*****

「ペットフードとペット用おやつの衛生的な取り扱い方」

ほとんどのペットフードは安全ですが、バクテリアに汚染されていると、ペットだけでなく飼い主も病気になることがあります。

サルモネラ菌は、その代表的なもので、年に60件のペットフードやおやつ(まとめて以下、ペットフードとします)のサルモネラ汚染が報告されています。飼い主が、その汚染されたペットフードに触れて、病気になることもあります。最近20件もおこった飼い主が病気になった事例では、一箇所の工場で製造されたサルモネラに汚染されたドッグフードが原因でした。

サルモネラによる症状は、他の食中毒の場合と同じように、吐き気、下痢、嘔吐です。
成人の場合は、たいてい、不快感や2~3日横になるくらいですが、子どもや高齢者、免疫抑制された患者や免疫不全患者の場合は、重大で、場合によっては死に至ります。

市販のペットフードの場合も、生肉を与える場合も、安全ガイドラインに従うことです。

へこんだ缶フードや袋の破れたペットフードは買わないようにしましょう。バクテリアに汚染されている危険があります。
ペットフードを与える場所は、掃除や汚染された場合に消毒しやすいところに置きましょう。
ペットフードと接触したカウンターや床などは、洗剤とお湯で拭きましょう。
ペット-フードを扱ったあとは手を洗いましょう。
ペットフードに使ったボールや器具は、バクテリア汚染の可能性を取り除くために、洗剤とお湯で洗います。
飼い主の食物にバクテリアが移らないようにするために、ペットフードに使う器具は、フード以外には使わないこと。
缶フードや柔らかいフードを開けた場合、残ったフードは蓋をし、冷蔵庫に保存しましょう。
ドライフードは、悪くならないように、蓋をして、湿気のない冷暗所に置きましょう。

どのような保存方法を取る場合も、元のパッケージはとっておきましょう。
パッケージには、製造会社や、ロット番号、バーコード記号、賞味期限が記載されており、万一ペットフードが汚染されていた場合、調査のための情報となります。

生肉や冷凍肉を与えている場合は、他の生肉製品と同等の注意を払ってください。

家族やお子さんにも安全対策を伝え、自身や他の人が病気になるのを防ぎましょう。

バクテリア汚染以外にも、製造過程で、化学物質や毒、ある成分の含有量が多すぎたり少なすぎたりすることもあります。
この場合、飼い主に害が及ぶことはないかもしれませんが、ペットには大きな危険となることが有ります。

ペットフードが疑わしいと感じた時は、家族が病気になったらお医者さんに診てもらうように、獣医さんに相談することです。
ペットに病気の兆候がある場合、獣医さんが一番頼りになります。
そして、そのペットフードの製造会社にも知らせるべきです。ペットフードのパッケージに連絡先が有ります。
FDAにも通報してください。その際には、フードの形態、何用(犬とかネコとか)のフードか、ブランド、製造会社、いつどこで買ったかと、ロット番号などのパッケージに記載されている情報も知らせてください。

*****

FDAのリコールなんか見てると、サルモネラによるリコール、多いですもんねえ。
あと、中国製のペットフードによる被害もありましたし、ペットフードの汚染って、そんなに、稀なケースというわけでもなさそうに見えます。
日本だけ安全なんてこともないでしょうし・・。

日本の場合、FDAに知らせるじゃなくて、どこになるんでしょうか?
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