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ペットフードとペット用おやつの衛生的な取り扱い方 [ネコと飼い主の健康]

FDA(アメリカ食品医薬品局)にこんなビデオがあります。

そんなに初耳なことは言ってなくて、割りと常識的なことですし、英語のキャプションもついてますが、一応、関係有りそうなところを、訳してみました。(いつものように拙訳、すみません!)

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「ペットフードとペット用おやつの衛生的な取り扱い方」

ほとんどのペットフードは安全ですが、バクテリアに汚染されていると、ペットだけでなく飼い主も病気になることがあります。

サルモネラ菌は、その代表的なもので、年に60件のペットフードやおやつ(まとめて以下、ペットフードとします)のサルモネラ汚染が報告されています。飼い主が、その汚染されたペットフードに触れて、病気になることもあります。最近20件もおこった飼い主が病気になった事例では、一箇所の工場で製造されたサルモネラに汚染されたドッグフードが原因でした。

サルモネラによる症状は、他の食中毒の場合と同じように、吐き気、下痢、嘔吐です。
成人の場合は、たいてい、不快感や2~3日横になるくらいですが、子どもや高齢者、免疫抑制された患者や免疫不全患者の場合は、重大で、場合によっては死に至ります。

市販のペットフードの場合も、生肉を与える場合も、安全ガイドラインに従うことです。

へこんだ缶フードや袋の破れたペットフードは買わないようにしましょう。バクテリアに汚染されている危険があります。
ペットフードを与える場所は、掃除や汚染された場合に消毒しやすいところに置きましょう。
ペットフードと接触したカウンターや床などは、洗剤とお湯で拭きましょう。
ペット-フードを扱ったあとは手を洗いましょう。
ペットフードに使ったボールや器具は、バクテリア汚染の可能性を取り除くために、洗剤とお湯で洗います。
飼い主の食物にバクテリアが移らないようにするために、ペットフードに使う器具は、フード以外には使わないこと。
缶フードや柔らかいフードを開けた場合、残ったフードは蓋をし、冷蔵庫に保存しましょう。
ドライフードは、悪くならないように、蓋をして、湿気のない冷暗所に置きましょう。

どのような保存方法を取る場合も、元のパッケージはとっておきましょう。
パッケージには、製造会社や、ロット番号、バーコード記号、賞味期限が記載されており、万一ペットフードが汚染されていた場合、調査のための情報となります。

生肉や冷凍肉を与えている場合は、他の生肉製品と同等の注意を払ってください。

家族やお子さんにも安全対策を伝え、自身や他の人が病気になるのを防ぎましょう。

バクテリア汚染以外にも、製造過程で、化学物質や毒、ある成分の含有量が多すぎたり少なすぎたりすることもあります。
この場合、飼い主に害が及ぶことはないかもしれませんが、ペットには大きな危険となることが有ります。

ペットフードが疑わしいと感じた時は、家族が病気になったらお医者さんに診てもらうように、獣医さんに相談することです。
ペットに病気の兆候がある場合、獣医さんが一番頼りになります。
そして、そのペットフードの製造会社にも知らせるべきです。ペットフードのパッケージに連絡先が有ります。
FDAにも通報してください。その際には、フードの形態、何用(犬とかネコとか)のフードか、ブランド、製造会社、いつどこで買ったかと、ロット番号などのパッケージに記載されている情報も知らせてください。

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FDAのリコールなんか見てると、サルモネラによるリコール、多いですもんねえ。
あと、中国製のペットフードによる被害もありましたし、ペットフードの汚染って、そんなに、稀なケースというわけでもなさそうに見えます。
日本だけ安全なんてこともないでしょうし・・。

日本の場合、FDAに知らせるじゃなくて、どこになるんでしょうか?
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