チビなクロに騙されて [ネコの日々]
クロがはじめて我が家へ顔を出したころは、ほんとに足下もおぼつかないような、赤ちゃん歩きのネコだったが、今では、人間で言えば幼稚園か小学校１年生くらいにはなった感じがする。
でも、うちにはがっしりした二匹合わせて１２キロの兄妹ネコがいるせいか、どう見ても依然、小さくてやせこけて頼りない存在にしか見えない。
本格的に冬が来る前に、沢山食べて大きくなれよ～と一番に願っているが、「いつまでもかわいい子猫のままでいて」と思う時にはすぐ大きくなるのに、こんな風に願うと、なかなか大きくならないものなんだろうか。
大好きなゴンちゃんと一緒に草ハミ
初めのうちは、ゴンには近づきたいけど私には近づかれたくないらしく、手を出すと、ぴしっ！と厳しい手打ちにあっていたが、ゴンを撫でたり、シロをだっこしているのを眺めていたからか、そのうち、尻尾ならいいよ、ということにしたらしい。
シロはまだこんな感じ
クロの見えないように手を差し出してそっと尻尾の先を触るのだが、そのまま背中に手をやると、すかさず「はあっ！」と怒られる。
でも、段々、怒られる回数が減ってきて、ようやく、背中もＯＫ。
ならばと、今度は引っ掻かれてもともとの決意で頭を撫でると、意外、それがよかったらしい。
クロは生まれつきノラだったようで、お母さんネコから離れて以来、撫でたり舐められたりと言うことが無かったのかもしれない。
はじめて頭を撫でた時のクロの顔は忘れられない。
あ～～～～きもちい～～～～い・・・・（うっとり）
この世にこんな気持ちのいいことがあったのかと言う顔で、全身の力が抜けてだら～んとなった。
小さいながら今まで一人で苦労してきたんだなと思うと、なんか無性にいとおしかった。
そんなで、ようやく触らせてくれるようになったころ、何か鼻がぐしゅっと言ったのが気になって、「これで嫌われても仕方がない」と意を決して病院に連れて行くことにした。
風邪は何ともないと言われ、その場で５種混合ワクチン第一回目を打つことに。
まだ人間はみんな大丈夫とは思っていないので、先生を怖がって一生懸命私の腕に顔をもぐらせる。
「４か月くらいだと思うんですけど」と言う私に、
「犬歯が生えているので６ヶ月になってますね」と先生。
え～っ！この大きさで６ヶ月！？
「ちょっと小さめかもしれません」
６ヶ月ということは、クロは、秋生まれではなく春生まれ？
うちの辺りをうろうろしている複数の黒猫（たしかに６ヶ月くらいのおおきさ）は、もしかしたら兄妹なのかも。
それにしても小さい。
その中で一番チビのクロは、栄養状態がわるかったんだろうか？
植木鉢の上で遊ぶうち、半分落ちそうになりながら寝てしまった
クロちゃん、きっととても愛情に飢えてたのですネ。
ゴンちゃんに一生懸命甘える仕草、必死さにも納得。
ここで撫でてもらってやっと仔猫として甘える事ができた…そう考えるとちょっとうるうるしちゃいますね。
病院にも無事行けて、風邪も大丈夫で良かったです。
寒い冬に向けて栄養をたくさん摂って元気に過ごせますように。
by sasuke (2007-11-24 19:38)
sasukeさんの優しいことばに、こちらもウルっ。
ほんとに、この冬さえ越せればやっていけるのではと思うので、なんとかうまく育って欲しいと願っています。
このごろ、余裕が出てきたのか、私にくねっとお腹を見せたり、子猫らしい仕草も見られるようになったんです。
月夜さん、nice!ありがとう！
by neko (2007-11-24 21:54)
tabbycatさん、nice!ありがとーっす！
by neko (2007-11-30 19:43)
こんにちは～
仔猫で生まれてきてお外にいれば
十分に栄養はいかないようですね～
みかんも年齢の割には小さな体のネコちゃんです。
でも病気ひとつしないで元気に育っていますよ。
nekoさんにいっぱい美味しいものもらって大きくなってね～
by mitsu (2007-12-04 17:34)
mitsuさん、こんにちは！
みかんちゃんもチビさんなんですね。
心強いお話をありがとー！
クロも、みかんちゃんのように、元気にそだってくれますように！
by neko (2007-12-04 21:36)
月夜さん、nice!ありがとう！
と～～～っても遅くなって、ごめんなさい!!
by neko (2023-09-24 11:59)