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ペット用ジャーキー~FDAのサイトから [ネコと飼い主の健康]

ヤフーニュースに「ペット用ジャーキーで犬猫に被害、米当局が注意呼びかけ」という記事が載っていたので、久々に、FDA(米食品医薬品局)のサイトに行ってみました。
(FDAのジャーキーに関するページはこちら

内容は、ヤフーにまとめてあるとおりですが、気になった点を。

●「ジャーキーによると思われるペットの病気が増えていることを、FDAは2007年から気づき始めた」とあります。
これって、中国製のペットフードにメラミンが入っていた時期ですね。
(当時、うちのブログでも、「ペットフードで死亡」や「ペットフード汚染」として、何度も書きました。このページ次のページあたりにあります、ご参考までに。)
今回の件が、メラミンかどうかは、まだ原因が特定できてないと書かれているので、わかりませんが、あの頃から続いていたことなのですね。

●多くの場合、犬だが、猫も被害にあっていて、症状は、60%で胃腸の病気(肝酵素が高い場合もあればない場合もあり)、30%で腎臓または尿、残りの10%で、けいれんや震え、じんましん、皮膚の炎症などの様々な症状が出ている。

●問題となっているジャーキーの多くは中国製でブランドは限られていない。
多くのジャーキーは、チキンジャーキー(おやつ、柔らかいもの、裂けるもの)だが、ダックやさつまいもを含むものや、チキンやダックをドライフルーツやさつまいも、ヤムイモでまぶしたおやつもある。

●多くは、中国産だが、”中国産”と書かれていない製品であっても、原料を輸入して使っている事があるので、注意するべき。(確かにそうですよね!)
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このところのペットフード事情 [ネコと飼い主の健康]

久しぶりに、FDA(米国食品医薬品局)のサイトに行ってみました。
あの中国由来のメラミンによるペットフード汚染はさすがにもう、過去のことになっていましたが、相変わらずペットフードのリコールはあがっていたので、自分用のメモをかねて書いておきます。

2010年、2009年、2008年のリコールは主に2つの理由。
1つはサルモネラ汚染、もう一つはビタミンB1の不足です。
サルモネラは食中毒で知られていますが、そのフードを食べたペットおよび、それを扱った飼い主の感染の可能性も指摘されています、
ビタミンBのほうは、ネコがそのキャットフードを食べてVB1欠乏症になり、食欲不振、唾液分泌過多、吐き気、体重減少のような初期症状や、よろつき、筋肉が弱くなったり、後ろ足の麻痺、発作、首を下向きに曲げる、眼震が現れるそうです(直訳ごめん!)。

サルモネラ汚染のためにリコールや自主回収を行った製品と会社名(年表示のないのはすべて2010年です)

●Pro-Pet Adult Daily Vitamin Supplement tablets for Dogs(ネコも使うらしい) 
(United Pet Group社) (7月2日)
●Feline’s Pride Raw food with ground bone for cats and kittens および Natural Chicken Formula 
(Feline’s Pride社)(7月1日)
●Chicken Formula Raw Frozen Diets for dogs and cats 
(Nature's Variety社 日本はここ(2月12日、3月8日)

(以下は犬用)
●Beef Filet Squares for Dogs 
(Merrick Pet Care社)(7月2日、1月14日)
●PRO-PET ADULT DAILY VITAMIN Supplement tablets for Dogs 
(United Pet Group社)(6月22日)
●Natural Balance Sweet Potato & Chicken Dry Dog Food 
(Natural Balance Pet Foods社 日本はここ(6月18日)
●Cetyl M for Dogs 
(Response Products社)(4月12日)

(以下は犬用2009年)
●豚の耳と牛のひずめをつかったおやつ類すべて 
(Pet Carousel社)(2009年12月9日、11月5日)
●Dentley's Bulk Cattle Hoof  および Dentley's 10 Pack Beef Hoovest(ともに牛のひずめ)  
(PetSmart社)(2009年11月4日)


VB1の不足でリコールや自主回収を行った製品と会社名

●Iams ProActive Health canned Cat and Kitten Food (缶フード)
(The Procter & Gamble Company (P&G)社 日本はここ(6月9日)

(以下は2009年)
●Premium Edge Finicky Adult Cat  および  Premium Edge Hairball cat 
(Diamond Pet Foods社)(2009年11月27日、10月20日)


ほかに(2007年より引き続き、という前書きで2008年12月に)
●中国製チキンジャーキー(犬用おやつ)が犬に及ぼすと思われる病気として、食欲不振、活動低下、吐き気、下痢(時に血便)、普段より水分をほしがるか尿が増える(あるいはその両方)のような症状がでるそうです。
おやつをあげて数時間~数日で症状がでるそうです。(何か分かりませんが、凄い量な感じ!!)

う~ん。一寸ふるいとはいえ、まだ載ってました、中国製品。
これはアメリカだけでなく、オーストラリアでも調査中だそうです(当時)。
チキンジャーキーというと、ネコ用のおやつなんかでも”ささみなんたら”とかありますけど、元が中国製かどうかチェックすることも必要かもです。

チキンジャーキー以外は、アメリカに限ったリコールですが、日本でもあり得ることですし、一応気にはとめて置いたほうがいいかなとも思います。
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ネコアレルギーになったネコ飼い主 [ネコと飼い主の健康]

7月半ば、nekoじいさんが、ネコのフケアレルギーによる喘息だと判明した。
(よりによって、飼い主よりネコの人口(ネコ口)が多い我が家でですよ、奥さん!)

以来、いやいやではあるが、結構真面目に家事している。(あくまで自社比較で、です)

目には見えないが、軽いネコのフケは、至る所に飛んじゃうのだそうで、埃が溜まりにくいように、障子はつるつるの紙に張り替えた。
押入の布団も、使わないのはすべてビニールにくるんだ。

夜の間に静かに舞い下りてきた埃は朝イチ、最近契約したレンタルモップで吸い取り、カーペットの上はコロコロする。

じいさんが山に芝刈りに出たあとには、洗濯は洗濯機に任せて、ネコに占拠されたロッキングチェアのカバーや敷物、ソファカバー、クッションを外でぱたぱたしてコロコロ、壁や障子、本棚、窓、戸、家具、ありとあらゆる埃の溜まりそうなところをハンディモップでお祓いし、その後、掃除機をかける。

ああ、ネコのフケに色でも付いてるといいのになあ!
・・・いや却って見えない方がいいか!

まだなれないせいか、終わったと思ったら、あらあそこはまだだった、ってな具合で、うろうろそわそわ手際も悪く、有に2時間はかかる。
お陰で、真っ昼間から眠たい(夜はもちろん眠たい!)、腕と首に(みっともなく)筋肉がついた。

これまで、もう一部屋あったらなあと思っていたのだけど、今はつくづく、狭い家でよかった!と思う。

一昨日は、寝室とリビングに空気清浄機を置き、今日は、ネコのフケとりシャンプーとタライを買ってきた。
キッチンにたむろしている香辛料のビン集団や、わさわさ詰め込んでる文房具なんかも、なんとかしないと。

さあ、あとは何が出来るだろう?


ところで、うちのかわいいアレルゲンたちは、今日も元気だ。

近頃は、クロとゴンが追っかけっこしてるかと思うと、途中にいたシロにゴンがとびかかったり、その勢いでシロがクロを追っかけたりと、3匹でなにやら複雑な遊びが流行っている。

ゴン座椅子に寝そべる.jpg
アレルゲン1号

シロ窓ぎわ.jpg
アレルゲン2号

クロロッキングの上2.jpg
アレルゲン3号・・一番アヤシイ
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やるべきか、やらざるべきか~ワクチン接種 [ネコと飼い主の健康]

外を見る三匹.jpg

どうしようかとさんざん悩んだ揚げ句、1年の有効期間をとうの昔に過ぎて、今回も、3匹にワクチン接種に行ってもらうことにした。

ゴンとシロは、私が持ち出したキャリーに興味津々で、2匹して難なく大きい方のキャリーに(重っ!!)入った。
が、クロは、小さい方のキャリーを見たとたん逃げだす。
我が身の危機!と逃げ回るクロをやっと捕まえて、キャリーに入れようとしたが、
「いやっ!いやっ!どこにも行かない~!」と、手足をめいっぱい広げて抵抗。

前回のワクチンや避妊手術とその後の預かり(旅行に行ったのでちょっと長かった)が、よほど辛かったとみえる。
そいういえば、あのとき、うちではエリザベスカラーも苦にせず、嬉々として走り回ってたのに、抜糸に連れて行ったときは、震えてたもんなあ。
なんか信頼関係に響きそうなとっても悪いことしてる気持ちになる・・・。

初めての接種の時、車の中では、だまってキャリーから私のほうを見ていたクロ(それはそれでとっても悪いことしてるような気持ちだった)は、今回は、にゃあにゃあ鳴きっぱなし。
その声に圧倒されてか、ゴンとシロはおとなしめに「あのお、僕たちもそんなに嬉しくないんですにゃあ」。

まずは体重測定。

「いや~出ない!」と、またまた手足を突っ張るクロを、キャリーをひっくり返して出す。
「4.5kg!メタボですねえ~」と先生が感嘆の声。
前回は2.5kgだもの。
子猫だったから成長もあるけど、最近、どうもお腹周り、でかくなった気がしてたんです、先生。
落ち着かないクロは注射が終わると、今度は、さっさとキャリーへ。
この辺の仕組み、よく分かってらっしゃる。

次がシロ、5.5kg。
うちのネコのうち、シロだけは、いまだぽっちゃりした事がない。
飼い主もうらやむ、しまった体型だが、それでも体重は女の子にしては結構なもの。
(失礼ねっ!)

最後がゴン。
ゴンは少しやせたんじゃないかと思うんですけど・・お腹が少しへっこみましたから。
しかし、量りはウソつかない、6.4kg。
まあ、胆管肝炎をやった前よりは0.1kgは減ってますね、と気を使う先生。

ゴンとシロは、うんともすんとも言わずに注射終わり。
2匹もせっせとキャリーに戻り、飼い主はせっせと代金を払い、先生にも手伝ってもらって(重たい方を・・)車に戻り、わき目もふらずにうちまでドライブしました。

で、それから、今年も起こりました、問題が。

ゴンとクロはしばらく興奮気味で遊びまくったあと、今度は丸一日、すっかり元気がなく食欲もなく、寝ていた。
やっぱり、こうなったか・・・。
しかも、初回は何ともなかったクロまで。

そして、ゴンとクロが普通に戻った頃、今度はシロが、やたら注射のあとをかきむしるようになって、首のところが血だらけのハゲさんになってしまった。
こちらも、前回と同じ。
飼い主に出来るのは、ほら、シロちゃん、そんなとこ掻いてないで、これ、面白いよーと、気をそいでみるくらい。


今回、注射の案内はがきをいただいたとき、注射はしまいと一度は決めたんだが。

しかし、うちの庭にノラさんやご近所の猫を見ると、その決心は揺らぐ。
ここでしなかったばっかりに、なんてことになるんじゃないか?

それに今回はもしかして大丈夫かも?

急に預かってもらうような事になったら、注射してないとダメだし。

やっぱ、行くかなあ・・・なんて具合に、今回、連れて行ったのだけど。


あー来年はどうしよう!
猫の飼い主には、いつまでも”不惑”の年はやってきそうにない。
(注:実年齢は異なります)
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ネコ砂のはなし その3 [ネコと飼い主の健康]

久々にネコ砂の話を。

我が家は、去年の秋から、徐々に、鉱物系からおから系に移行し、今では、全部のトイレがおから系。

クロは始めから何の抵抗もなく使い始め、シロもやがて慣れた。
しかし、ゴンには、いまだ不評。
「ああーだめだめ。こんなんじゃだめ~!」と、使用後のトイレを思いっきり引っ掻いている。

ところで、ゴンの使い勝手は別にして(「べつにするな~!」と声がしそうだが)、おから系に変えたあと、ゴンにある変化が起こった。

それまでゴンには、舌を丸めてややつきだし、空咳のような咳をすることがあったのだが、それが消えたのだ。
獣医さんに相談しても、原因不明、ただ「様子を見ましょう」というばかりだった咳だが、それが、ネコ砂をおから系に代えてから、ある日気づくと消えていた。

前にネコ砂検索したときには、鉱物系のネコ砂が、喘息の飼い主に影響を及ぼしたということはあっても、ネコの呼吸器に影響をもたらすという事実は見あたらなかった。
が、あれからぴったり空咳が無くなった現実をみていると、それが原因でなかったとしても、鉱物系に戻そうとは、もはや思えない。

しかしまあ、自分で以前、えらそうに、ここにネコ砂のことを書いておきながら、ゴンに”らしき”症状がでていたことには気づいてなかったとは不覚!

「これだからボクたち、苦労がたえないんだよねえ」という、三匹のぼやきが聞こえそうだ・・・。

三匹イスの上.jpg 
ご迷惑おかけします。from飼い主
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ネコ砂のはなし その2 [ネコと飼い主の健康]

今回は、飼い主がベントナイトに日常的に暴露している場合や、ブツの処理(流せるネコ砂など)についてです。
(一部、前回と重複するところもありますが、お許しを)


●前回ご紹介した「LightHouse」サイトに、飼い主がベントナイト毒に暴露した場合が載っています。

「人間の場合、ベントナイト毒の暴露によって、熱性筋痛、筋力低下、嗜眠性などの症状が出る。
低カリウム血、鉄分不足による低色素性大球性貧血がみられ、血清のカリウムレベルをあげることで前者が、鉄剤をのむことで後者が改善される。
実験によって、ベントナイトがカリウムを吸収し、食事として摂った鉄分の吸収を妨げる事が分かっている。」


●国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所サイトより)の、ベントナイトの場合
(これは、ネコ砂を対象にしたものではなくて、建設現場などで扱われる場合であるけど、参考のため。)
http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0384c.html

長期暴露によって「肺に影響を与え、結晶性シリカ[ICSC0808]の存在により珪肺症を生じることがある。」とある。


●「固まるネコ砂の飼い主の健康への影響は?砂を吸い込むことで起こるダメージはあるのか?」
http://www.emagazine.com/view/?624
よりの抜粋

鉱物系ネコ砂はベントナイトを含み、ネコや飼い主が吸い込む可能性がある。
ベントナイトは、発ガン性の疑いがあり、気管支炎、肺結核を招く恐れもある。もっとも危惧されるのは、炭坑や建設現場で働く人たちだが、ネコのトイレを掃除する飼い主にどれほどの危険はあるのかは、まだ明らかでない。

しかし、ネコ砂を買うときに心配なのは、このような呼吸器系の問題だけではない。
ネコが、トイレを使った後の砂ほこりをかぶった毛を繕い足の掃除をすることはありえることだ。鉱物系ネコ砂のホコリは、一旦体内に取り込まれると、腸で膨らみ、水分を吸収し、詰まったり脱水症状を起こし、栄養の吸収を妨げる。
そのため、ASPCA(=アメリカ最大の動物を虐待から守るボランティア団体、ボランティア獣医の診察もあり)は、子猫には鉱物系ネコ砂は使わないように勧めている。


●ネット百科事典「アブソルート」のネコ砂の項には、鉱物系ネコ砂に含まれる石英が、発ガン性物質であると書かれている。
http://www.absoluteastronomy.com/topics/Cat_litter
飼い主に重大な影響をもたらす程ではないが、猫についての影響は調査されてないし、規制もない。
(ただし、これはアメリカの場合について書かれているので日本は不明ですが)


●ネコ砂を掘り下げる(・・ネコ砂のなかのブツにふれる危険・・・)
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/g/a/2007/07/10/petscol.DTL

ネコ砂の紹介(割愛)につづき、「飼い主の健康」について

ネコトイレの掃除の仕方は、飼い主の健康に影響を及ぼす。

妊婦と免疫能低下の患者は、ネコトイレの掃除はすべきでない。
ネコの糞は、トキソプラズマとよばれる寄生虫の卵を含んでいる可能性があるからだ。
トキソプラズマは、生肉や土壌にも見られ、大人になる頃までには感染している可能性がある(おそらくは軽い風邪位の症状で)。
しかし、病人には重く、生まれてくる子供には出生時欠損(出生時に存在する先天性欠損)をもたらす可能性がある。
衛生研究所によれば、1~5日で卵から感染性になるので、いつもトイレをきれいにしておくことでゼロに近づける事ができる。
妊婦や免疫能低下の患者は、掃除には使い捨ての手袋を用いるか、他の人にやってもらう。そして、誰もが、砂を変えたあとは必ず手を洗うことだ。

またカリフォルニアでは、”流せる”ネコ砂は本当は良くない。
沖合に生息するラッコの多くがトキソプラズマに感染していて、その原因の1つがネコの糞、つまり、流れてきたネコ砂由来と思われる。
最近の下水道処理では、トキソプラズマは死なないので、砂は、口を締めた袋に捨て、下水道に流さないようにしたい。
(日本にはラッコはいないですけど、もしかしたら、何かしらの動物に影響もあるかな、と思って)

これについては、前出のネット百科事典「アブソルート」では、ラッコだけでなく、イルカやクジラ、アザラシなどの海棲ほ乳類にも影響を及ぼすので流すべきでない、と書いてある。


●ネコ砂を作る方の立場の見解。
http://www.sorptive.org/content/pdf/catowners.pdf#search=%27cat%20litter%20Human%20health%27
Sorptive mineral Institute(吸水性のある鉱物の研究所・・直訳ごめん!)は、ベントナイトをネコ砂から吸い込んでも、排出されるので、人間にもネコにも問題はない、ただ、ネコがそれを食べる場合は、食べるという行動自体に他の原因があると思われるので、獣医に相談した方がいいといっている。
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ネコ砂のはなし その1 [ネコと飼い主の健康]

鉱物系ネコ砂について、健康に害はないのか、検索してみました。
ネコの健康被害、他のペットでネコ砂を使っている場合の被害、飼い主の健康について、砂の製造業者の見解とか、鉱物系以外のネコ砂のこととか、出てくるのですが、まずは、一番大々的にネコ砂について調べているサイトをご紹介。
駄訳お許しを!(医療用語は辞書のまんまです)

●「The Lighthouse Online」の「Catmom」
http://www.thelighthouseonline.com/index-2.html
管理人さん(=ブリーダー)が経験した苦い経験が発端。
論文、それに寄せられた手紙など、かなり詳細に鉱物系ネコ砂について書かれている。(以下、ページ別に)

★鉱物系ネコ砂の利便性が死を招く?
http://www.thelighthouseonline.com/articles/clump.html
管理人の方は、離乳してトイレを自分でできるようになった頃の子猫が、黄色の泡立つものを吐き、粘土のような下痢をし、鼻汁や目やにがで、やがて下痢が堅くなり文字通り粘土のようになり、腸が動かなくなり、体内にかたまりが触れ(獣医の触診)、脱水症状、死に至らしめるという経験を4度、経験した。

獣医は、ウィルスや寄生虫が原因(テストは陰性だったのだが)ではないかと曖昧に診断を下すくらいしか出来なかったが、ある日、管理人にひらめいたのは、使用していた「鉱物系ネコ砂」だった。
思い当たる節は、
1)鉱物系ネコ砂は、水分を含むと堅く不溶性のかたまりになり、何倍にも膨らむ。また、細かなほこりが立ちやすい。
2)ネコは自分の体を舐め、舌についたものはすべて飲み込む。子猫は特に、トイレを覚えたての頃多くのネコ砂を飲み込む傾向にある。
3)ネコの体内に入ったネコ砂は、ふくらみ、かたまりになり、内臓にくっつく。そしてネコから水分を奪い、栄養物や水分の吸収を阻む。

子猫の体は恐らく、初期の頃は下痢によって取り込んだ砂を排出しようと試みただろう、が、それは、体内に沈着したのでは・・。子猫の腸は小さいので、不溶性のかたまりは、数週間のうちに、容易く、完璧に腸をブロックし、死に追いやった、と推測した。

別の獣医さんは、ネコ砂の問題を知っていて、アカニレ(腸の状態を緩和する)と、栄養補給と腸をこれ以上痛めないためにホームメードのチキンスープを処方した。

この獣医は、「固まるネコ砂が子猫を病気にした原因か?(1994年4月 healthy Pets Naturally誌)」と言う論文を見せてくれた。
「免疫低下、呼吸困難、過敏性大腸症候群、嘔吐(毛玉は除く)の症状を過去2年間に診てきた。すべてのネコに共通だったのが、固まるネコ砂だった。いくつかの症例では、単にトイレの砂を除いただけで症状が改善した例もあった」とあった。

まだ、ネコのこれらの症状がネコ砂と関係すると診断できる獣医は少なく、大抵はウィルスや、寄生虫が原因でしょうと診断されるようだ。

管理人は、ネコ砂の製造業者に問い合わせたが、ネコがネコ砂を食べる(体の掃除によって体内に取り込む)のは、飼い主の責任であるという立場を崩さなかった。

★ネコの健康と鉱物系ネコ砂
http://www.thelighthouseonline.com/articles/moredata.html
このページには、管理人以外からの情報が載せられている。

少なくとも2つの鉱物系ネコ砂製造業者自身が、子猫にその砂を使わないように、ネコに砂を食べさせないようにと言っているし、ASPCA(アメリカ最大の動物保護機関。非営利団体で動物の保護や避妊、里親探しなど行っている)も、生後2ヶ月内の子猫には鉱物系ネコ砂を使わないようにと勧告している。

このネコ砂をウサギやフェレットに使う場合もしかりだ。犬が”スナック”としてネコ砂を食べた場合も。

「ネコが固まるネコ砂を飲み込むことによるものではないかと思われるベントナイト毒」と言うタイトルのHennepin Poison Control Center(ハヌピン州立毒素管理センター)が行った調査に基づく論文でも、鉱物系ネコ砂が原因と思われる事例があげれれている。
2才半の避妊済み雌ネコは、嗜眠性があり元気がなかった。このネコは、ベントナイトを含むネコ砂を食べた(鉱物系ネコ砂の使用はその1ヶ月前から始まった)ことが分かっており、低カリウム血と重度の貧血がみられた。症状は、ベントナイトに暴露している人間が起こす症状と酷似していた(人間の暴露については別記)。
ベントナイト毒に犯されたネコは、低カリウム血症と低色素性貧血、嗜眠性、筋力低下、脱水症状、心臓の雑音の症状をみせる。
治療としては、静注輸液と血液の全交換と、ネコ砂の取り替え。

★鉱物系ネコ砂についての手紙
http://www.thelighthouseonline.com/letters/letters.html
このサイトを読んだ飼い主からの手紙に中に、飼い主の健康についてのものが2件あるが、1件は、ネコ砂を鉱物系から別のに変えて喘息が快方に向かったとある。もう1件でも鉱物系で呼吸系に異常が起こったと書かれている。



なんか、読んでると恐ろしくなってきました。
まだうちは、ネコがなれてないという理由で、鉱物系とおからと半々にしているのですが、無理にでもおからだけにしたくなります。
他のサイトやブログでも、大体同じような健康被害があげられてますが、それはまた後で。
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トイレの話と気になるネコ砂の話 [ネコと飼い主の健康]

我が家には今、計4個のネコトイレが置いてある。

うち3つのトイレには、将来は全面的に切り替えようとしているおからの砂と、今まで代々慣れ親しんだ鉱物系の砂が半々。(うちでは”大人用トイレ”と呼び、トイレの縦横高さが大きい)
残りの1つには、クロがチビの時から使っている紙の砂。
チビの頃は寝室がすみかだったので、鉱物系の砂では、頭の上でたんびホコリが舞い上がってたまらず、紙砂にしたのだ。

おからの砂は、最初、ゴンとシロが二匹してトイレに顔をつっこんで食べ始めたのには度肝を抜かれたが、食べながらも(多分不承不承)用も足してくれるようになった。
(もっとも飼い主としてはいまだフクザツな気持ちだが・・)

紙の砂は、クロ専用。
別にそう書いてあるわけじゃないが、ゴンとシロは足が埋もれるからか、紙砂が嫌らしく、まったく使おうとしない。
たまににおっているが、入りもしない。
もっぱら大人のトイレだけを使用している。

反対に、クロは、おしっこは紙、大は大人のトイレときめているらしい。
(大と小って切り離してできるもんなのね・・)

三匹が一緒に住めるようになって最初のころ、大人用トイレに興味をもち、低くて入りやすい紙砂のチビ用トイレでなく、わざわざよいこらしょと、高い壁の大人用トイレによじ登って砂にたどり着くクロは、かわいかった。
そこで用を足す姿は、背伸びした子どものようで微笑ましかった。

少し大きくなった今は、器用に、壁から壁へ、ふんふんいいながら、うまくバランスをとりつつトイレを渡り歩いている。

トイレの壁を歩くクロ.jpg
うちのトイレはすべてダンボール箱、そのうち、重さで壁が壊れるぞ・・。

3つの大人用トイレの中でもランクがあるらしい。
三匹すべてのお気に入りは、一番奥のトイレ。
その次が3番目。
2番目はなかなか使わなかったが、最近、ようやくトイレと認められた。

ランクは、砂を入れ替えても代わらない。
きっと飼い主には分からない、ニオイとか、配合とか、量とか、あるんだろうな。

ところで、どのネコも好きなのは鉱物系なのだが、現在は、飼い主の好みでおから系に替えようと試みている。
一番大きな理由は、ネコが砂をかくたびに舞い上がる尋常でないホコリだ。

以前ネットで調べてみたら、鉱物系の砂塵はネコの気管にあまり良くないという専門家の記事が見付かった。
確かに悪そう。細かいし、水分を吸収してかたまるのだから、体の中でそうなるとしたら・・?

でも、ネコには怒られそうだが、ネコよりずっと長く生きる人間には、それだけ蓄積される量も多いはずで、もっと悪影響なのじゃないかと怖い。
たとえば間質性肺炎という怖い病気の原因に、鉱物系に使われるベントナイトの成分の珪素があるけど、ネットで探してみるけど、いまのところネコ砂との関連情報は見付かっていない。
  ご参考までに、間質性肺炎のサイトの、「病気の原因」
  http://ipf-info.hp.infoseek.co.jp/cause_of_IIP.htm
  にある「珪素に起因する珪肺症」

ペットフードの安全性についてだって、日本で取り上げられるようになったのはアメリカよりずっと後。
(あれからの中国製品の安全性一般についての問題の広がりは凄かった・・・)
これだって、情報がないからと、安心してもいられそうにない。
(もし見付けたら、お知らせしますね!)
疑わしきは使わず、ということで、ゴンとシロには、なんとか我慢してもらおうと思っている。

そもそも、一番責任のありそうな製造業者では、そう言う研究はされているのかしらん?
ネコは外で用をたすもの、というのは、今のご時世には受け入れられがたく、アパートのような、密閉性の高いところでネコを飼う場合も増えているはずで、砂塵は確実に飼い主にも影響を及ぼすと思うんだけど。
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ゴンの胆管肝炎、もう一息 [ネコと飼い主の健康]

先週から、胆管肝炎治療中のゴンは、今日は、飼い主とドライブ。
といっても、「わおーんわおーん(訳:出せえ!おうちに帰る~!)」と言いながら、動物病院まで。

病院で食べさせてもらった高栄養食をきっかけに、ふっと食欲が戻り、
それから思い出したように、クロとキャットタワーをとりあい、シロと掃除しあうようになって、
胆管に詰まった胆汁を溶かす薬も1週間分飲み終えて、
今日の血液検査では、「あ、いいですね。もう大丈夫」
と、病院の先生に念押ししてもらうつもりだった。

そう、ゴンも、先生も、飼い主も、みんなその「つもりだった」。

検査の結果、ビルビリンの値が0.7。
ネコは0~0.3が標準値で、
先週のゴンは1.0だったので、少しは下がったのだが、まだ「大丈夫」の域ではなかった。

う~ん。残念無念!

もう1週間分の、胆汁を溶かす薬をもらい、
抗生物質の注射が切れる来週、またまたゴンとドライブと相成った。

ゴンくつろぎ.jpg
くつろぎポーズ(=右脚を伸ばしてじいさん顔)もでて、見かけはすっかり元通りなんですが。
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ゴンは我が家の大黒柱 [ネコと飼い主の健康]

ゴンに元気がないと、我が家のネコはみんなおとなしくなる。

今週、ゴンはずっと病気と闘っていた。
何をする気力もなく、無反応で、ただ眠っているゴンを見て、
これはおかしいと、動物病院に連れて行くと、熱が41度越え!

初日の、お尻につっこむ検温や、時間のかかる血液検査も、殆ど抵抗できないほどだった。
食べないので、いつもはぷっくりしているお腹の辺りも、げっそり(←あ、ちょっと言い過ぎです)。

胆管肝炎と診断され、抗生物質の注射を打って、薬をもらって、行きと同じくぐったりしてかえってくると、
心配げに、シロとクロが寄ってきた。

P1130219a.jpg
おかえりー。ゴンちゃんどうだった?ゴン兄ちゃん、大丈夫?

でもせっかくのお迎えも、ゴンの反応はゼロ。
表情も張りがない。

シロやクロも、ゴンがおかしい事に気づいているようで、
ゴンが早々に眠りにいくと、心配げに、そばに寄りはじめた。

お見舞い2.JPG

ゴンちゃん、早く良くなってね。お兄ちゃん、お掃除してあげるね。

二匹がゴンを心配して、良かれと思ってやっているのは分かるのだが、
きっと、ゴンは、一人っきりで寝かして欲しいと思っているかもなあ・・
と、飼い主は、すっかり二匹の頼れるお兄ちゃんの立場になってしまったゴンにご同情申しあげた。
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ネコは心臓病に効くらしい!! [ネコと飼い主の健康]

誤解を招きそうなタイトルですが、決してネコを煎じるわけではありませんから!

「ネコを飼うと心臓発作を起こす確率が減少する」
http://www.technobahn.com/news/2008/200803111250.html
というタイトルの記事がありました。

ネコを飼っている人は、心臓発作を起こす可能性が3分の1も減少するのだとか!

研究を発表したのはアメリカの大学の心臓病研究所だし、試験の対象となる人数も4000人以上とかなりの数なので、面白半分とか、ただの偶然というわけでも無さそうです。

理由は分からないらしいのですが(でも犬ではだめでネコじゃないと、というところが何となく分かるような・・・)、3分の1も減るなんて、凄いですよね。
心臓病の家系の方は、ネコを飼ってみる価値が多いにあるのかもです。
(もっともネコ嫌いな方だったらかえってストレスになるかも・・)
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クロ、抜糸終了 [ネコと飼い主の健康]

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どうもクロは、自分がこの家にいられるのだと言う確信をまだ持ててない感じがする。
それは、ノラ一匹で生きてきた最初の半年間のせいかも知れない。

そのせいか、どんな環境もだまって受け入れるが、嬉しい時には、はじめて頭を撫でさせてくれた時のように、うっとりとした顔でじいっとしているのが、何ともいじらしい。

手術と飼い主の旅行で1週間病院にいたクロは、エリザベスカラーをつけてご帰還。
それからさらに1週間が経って、抜糸の時となった。

今までかゆいところに手(足)が届かず、体を舐めることも出来ず、さぞかし不便だっただろう、さあ、抜糸だと、飼い主が心待ちにしていたのに反して、カラーをつけたクロは、ケージに入れようとするととたんに石のようになってしまった。

ケージに押し込んで車に乗せるが、隅にじっとして、道中、うんともすんとも言わない。
声をかけても応えず、じっと私を見ているだけ。

病院に着いて、ケージの奥から無理矢理出されたクロは、頭を私のコートにつっこんでじっとしている。
抜糸のために、前足を持ち上げお腹を先生の方に向けて、先生はお腹を消毒してはさみで糸を切って・・・なされるままのクロ・・・。
でも宙に浮いた後ろ足が、ふるえていた。


ああ、クロは恐いんだ。
ケージに詰め込まれて車に乗せられて病院に連れてこられて、せっかく1週間前病院から戻ってきてほっとしていたのに、今度はまたどんな運命が待っているんだろうと、じっとこらえているんだ。

帰りの車の中でも、一言も発しなかった。

戻ってしばらく経って、トイレの砂を替えていると、「だっこして」のサインの、ひざに前足を乗せてきた。
お尻を持ち上げてひざの上にのせてやると、顎を手の上にのせじっとしてぐるぐるぐるぐる言い出した。

ここはもうあんたのおうちなんだから。
あんたがここに住もうと思って来たんでしょ。
あんたの好きなだけ、いていいんよ。

そう言い聞かせたら、つぶらな瞳が「うん、わかった」と言ったような気がした。

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ある日突然 [ネコと飼い主の健康]

それは突然、やってきた。
いつもの掃除タイム、3匹が自由に往き来できる時間帯。

大好きなゴンちゃんを追いかけていたクロが、
日溜まりで「ふん」と言って体をくねらさせ、その場にころんと横になった。
床に寝たまま、体をくねくねさせはじめた。

チビだチビだと思っていても、クロもちゃんと大人になる。

でも、もう小さい頃に手術を受けたゴンとシロは???状態。
「なにこれ」「ますます怪しい」と、手厳しい。

当初の予定通り、飼い主の旅行中の2月始めに、クロも手術をお願いすることになった。
(外ネコだったら、ちょっと遅きに失していた感あり。)

そして、この姿になって戻ってきた。



ゴンとシロにとって、「ますます怪しい」クロは、「ますます、ますます怪し~っ!!」くなった。
エリザベスカラーをつけたクロを見たとたん、ゴンのみならず、
今まで当たらず触らず遠目から観察していたシロまでも、
「はあっ!」と言いながらクロを追いかけはじめた。

クロはと言えば、二匹がかまってくれるので、そう悪い気もしてないらしい。
カラーにも慣れて、きゃあきゃあ言って(いや言いはしないが、そんな感じ)逃げ回っている。


シロの時(包帯)と違って、いやがる風でもなく・・


いつものように、お外の鳥さんを眺める。


「なあに?」


この辺りは無駄なお掃除になっちゃいます。


かろうじて届く、足先。


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ペットの健康 [ネコと飼い主の健康]

久々ですが、ペット関係で、新たな記事を見つけました。

●ペットのおもちゃに含まれる鉛などの毒
http://www.avma.org/press/releases/071130_lead_in_toys.asp

アメリカのお店で売られているペットのおもちゃをランダムに検査したところ、塗料から一番多いもので30000ppmの鉛が見つかったそうです。
ペットのおもちゃに対して鉛の基準は設けられてないのですが、ちなみに、人間の子どもの安全基準は600ppmだそうです。
ペットのおもちゃ以外にも、家の塗料や、釣り用の重りとか、はんだごて、人間のおもちゃなどにも注意して欲しいと言っています。
鉛中毒の症状は、拒食、食欲不振、ぴくぴくと痙攣、就寝中鼻を鳴らす(いずれの症状もわずかに)、更に進むと神経症状による軽度~強度の発作、もしそういう症状が現れたなら、獣医さんに相談してくださいとのことです。

ただ、そういう症状がペットに現れたなら、同居している人間~特に子ども~も鉛中毒の恐れがないか、チェックしてもらう事を勧めています。(そいうことがあるそうで)

●もうひとつは、歯のケアについての記事です。
http://www.avma.org/press/releases/071215_pet_dentistry.asp

もはやクリーニングや抜歯だけがペットの歯の治療ではない、人間のように、検診も必要だし、折れた歯や歯の病気、口内の痛みなどの治療も行えるし、それがペットの健康にもつながるということで・・・う~ん。自分さえ、行ってないぞ、歯医者・・・。


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ペットフード汚染など(9月~現在) [ネコと飼い主の健康]

●先日の「ペットフード汚染、8月分 」の記事に載せた
Chicken Jerky Strips (インポートピョンヤン ペットフード会社製)
Chicken Jerky(シャンハイベストロトレーディング社製)

の2つのチキンジャーキーですが、あれはワンちゃん用だったようです。
少量のメラミンが見つかったとはいえ、それが症状を引き起こしたとは考えにくいらしく、まだ、検査を続けているようです。
症状が起きるのは、小型犬で、過去に嘔吐、食欲不振、嗜眠の症状のあった犬が多いそうで、中国製ジャーキー(上の会社特定でなく、こういう言い方をしている記事もあります。真意のほどは分かりませんが)はこういうワンちゃんには、ちょっと敬遠された方がいいかも。

●それから、もひとつ、ちょっと興味のある記事が載ってました。(9月4日付)
こちらはネコ。
http://www.avma.org/press/releases/070904_toxic_black_mold.asp

黒カビ(名前は一応直訳のまま。英語名black mold、学名 Stachybotrys chartarum)
http://arar.essortment.com/whatisblackmo_rfls.htm
によると、形状はどろっとし緑がかった黒色で、赤ちゃんの場合呼吸器出血でなくなったり<突然死に関わっている可能性を示唆する論文もあり>、喘息、気管支炎の原因となるそうです。)
のはなしです。

ネコ(健康体 室内飼い)2匹が、通常の歯の治療の麻酔注入のために気管内チューブを挿入していたところ、チューブに血液が泡立っているのをみつけ(通常麻酔でこうならない)、すぐに中止、でもネコは死んでしまったそうです。
(1匹は翌日、もう1匹は2週間後)

治療前に採血した血から、黒カビ(一応この名前のままで)が見つかったそうで、ネコは、肺出血による合併症で死んだそうです。

黒カビの出所は、ハリケーンで水害にあったこのネコが飼われていた家。
家の中には黒カビがびっしり繁殖していたそうです。

記事では、黒カビは人間だけでなくペットにも影響を及ぼしますと、警告しています。
日本ではアメリカより湿気が多いので、その分、やですねー。


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